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立秋 2003年 08月08日(金)  No.035
 
立秋(りっしゅう)になりました。
この日から、立冬(りっとう)の前日までが秋ということになりますね。
とはいうものの、まだまだ暑いですよね。
実際にはちょうど今ごろが、暑さのピークになるのかな。
でも、今が暑さのピークと言うことは、これから涼しくなるばかり、ってことね。
期待しましょう。(笑)

ちなみに、「暑中見舞い」は昨日まで。今日以降は「残暑見舞い」になります。
細かいことですが、ご注意を。

さて、この時期になると、決まってニュースのになるのが「熱中症」ですね。
日本の夏は、高温なうえに湿度が高く、熱中症の危険が高いのです。
熱中症と言うと、炎天下で働く人や運動をする人だけの話のように思いがちですが、
実はそうでもなく、屋内などで起きるケースもあります。

体内温度の上昇や脱水症状が主な原因になりますが、例え気温がさほど高くなくても
湿度が高いと発汗しても熱を発散できなくなり、結果的に熱中症になります。
実際に、熱中症死亡事故の4割は、気温30度以下の状況下で起きているそうです。

屋外、屋内に限らず、気温だけでなく湿度も高くなると熱中症の危険性があることを
十分認識することが必要かもしれません。

暑さへの耐性には個人差があると思いますが、特に要注意は肥満の人です。
熱中症で死亡した人の7割以上が、肥満傾向の人であるそうです。
その他、寝不足や疲労なども、暑さへの耐性を低下させる要因になります。
とういうように、普段から生活習慣を整えておくことも効果的な予防法なんですね。

また、脱水症を予防するという意味で、水分の補給は必須ですね。
夏場の仕事、作業等においては、こまめに休憩を取り水分を補給するのが必要です。
但し、この場合、真水ばかりを補給すると、体液を薄めることになり、結果的に、
余計に脱水症状を促進することになってしまいます。
なので、必ず塩分または塩分を含む水を補給することが肝心ですね。
0.2パーセント程度の食塩水を飲むようにするが良いそうですよ。

夏はスポーツやレジャー等、屋外で過ごされる機会も多いかと思います。
楽しいはずのことが、悲惨な出来事に・・・なんてことにならないように、
しっかりと、予防や対策をされることを心より願います。

万が一、事故が起きた場合にも正しい知識、適切な処置が必要です。
詳しくは、↓こちらのサイトを一読されておかれると良いかと思います。

熱中症のホームページ
http://www.heat.gr.jp/


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  編集責任: 飯谷 和彦     「はり院 やわらぎ」  鍼灸・脉診流漢方はり・小児はり
 
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