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「はり院 やわらぎ」 鍼灸・脉診流漢方はり・小児はり
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◆ 黒酢のちから |
2004年
02月22日(日) No.053 |
今日は雨が降っています。
今週は比較的穏やかで暖かい日が続いていたので、週末の行楽を期待されていた方にはちょっと残念だったかな。
二十四節気の雨水(2月19日頃)を過ぎると「雪が雨に変わる」と言いますが、ホントにその通り。
つい先週まで、雪やみぞれが降るような寒い日もありました。
今年は冬の到来が遅い分だけ寒さが後を引くのかなぁと思っていたのですが、そうでもないみたいですね。
春は着実にやって来てくれているようで、ちょっとホッとした気分です。
さて、話題を変えて、食べ物のことに。
今年のコラムはちょっと食べ物ネタを多くしてみようかと??(笑)
最近、酢の健康効果が見直されているようですが。
酢は食品、調味料として、古来から食生活には欠かせないものですよね。
酢のものなど、酢を使った料理は沢山あります。
酢が入ると食欲のないときにもさっぱりして食べやすくなりますね。
例えば中華料理等、油っこい料理の仕上げに酢をかけると、油臭さが抜けてさっぱりとするばかりでなく、うま味も増して美味しく食べられます。
”チャーハンに酢”って、常識ですよねっ。(笑)
また、酢は塩分を気にされる方々の減塩食作りにも一役かっているようです。
酢を上手に使うことで、味に物足りなさを感じさせず薄味に、つまり減塩することが出来きるんです。
例えば、日本人が大好きな万能調味料に醤油がありますが、この醤油の代わりとしてポン酢しょうゆを使うことでかなりの減塩ができるんです。
私も随分前からポン酢派ですが、醤油とはまた一味違った美味しさが楽しめますよ。
そんな調味料としての酢ですが、最近の健康ブームの中で、「飲む酢」に人気が集まっているようです。という私もその一人。今ちょっとしたマイブームかな。
飲む酢といえば、やはり注目は、黒酢でしょうか。
黒酢はもともと中国でおなじみの食品で、香醋(こうず)とも呼ばれるそうですが、厨房にはもちろん、食卓にも欠かせない食品です。中国人は
ホントにこの黒酢を沢山使います。そんなところにも四千年健康パワーの秘訣があるのかもしれません。
そんな黒酢をドリンクにして飲んでしまおうというのも凄い発想ですよね。
黒酢は天然アミノ酸ジュースとも言われるように、アミノ酸の宝庫です。
人間が体内で合成できない必須アミノ酸を含め、沢山のアミノ酸を含有しています。
特に、黒酢は米酢など一般の酢の10倍から20倍のアミノ酸を含んでいるそうです。
その他にも、有機酸、酢酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、ビタミン類、ミネラル類等、栄養素の宝庫です。恐るべし、黒酢のちから。
こんな黒酢を利用しない手はないですよね。
実際の効果としては、総コレステロール、中性脂肪、血糖、血圧等の値を下げるということが知られています。更には、ガンの抑制効果も期待できるようです
よ。
飲み方としては、1日20ccくらいで十分だそうです。
そのままで飲みにくければ、水や炭酸水、牛乳で薄めます。
また、蜂蜜や黒砂糖などを加えると更にまろやかに。
それでも面倒という方は、既に果汁などと調合して、果汁飲料として市販されているものもありますので、利用されるもいいでしょう。
ちなみに、我が家では、福山黒酢(壺酢)とリンゴ果汁とを合わせた「黒酢ドリンク」がお気に入り。
お風呂上がり、寝る前の黒酢ドリンクは、翌朝の便通にも驚くべき効果が。。。
是非、お試しを。
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