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玄米を食べてみましょ 2004年03月26日(金)  No.055
 
”暑さ寒さも彼岸まで”と言いますが、彼岸(春分の日)を過ぎても、いっこうに暖かくなりませんね。先日、東京方面では雪まで降ったとのこと。
今年は桜の開花も早いと聞いていたのですが・・・ 春はいつに??

さて、玄米が身体に良いってのは、なんとなく皆さんご存知のことかと思います。
私の治療院でも、患者さんには玄米菜食をお勧めしています。
実際に鍼治療と合わせて、玄米食や生活習慣の改善に真剣に取り組まれる方の場合、私はもとより病院の医師も奇跡?と驚くほど治療効果が上がることがありま す。
私自身も同じような体験をしていますし。。。本当なんですよ。

なぜ、玄米食が良いのか? ってことはまたいづれの機会にお話しするとして。
まずは試しに玄米を食べてみませんか?

玄米食がどんなに良いか、あれこれと講釈を並べるより結果を見れば明らかです。
玄米が必ずしも万能であるというつもりはありません。
何にでも必ず、良い面、悪い面の両極があるはずですものね。
体質に合う合わないということもあるかもしれませんが、まずは実際に食べてみて判断されてはどうでしょうか?

現代人の病気のほとんどが生活習慣病と言われます。
生活習慣の中でも食生活の影響が大であることは何度もお話しているところです。
特に明治以降、西洋食が普及して以来、生活習慣病と思われる病気が増えているのは明らかですからね。ですから、食生活の改善が求められるわけです。

改善と言っても、難しく考えなくてもいいと思うのです。
もともと古来より日本人がなじんでいた食習慣にもどせばいいだけのこと。
つまり、行き着くところは玄米菜食ということです。

ただ、玄米は堅いし食べにくい、というのが一般的な感想かと思います。
実際に白米と比べれば堅くてあたり前ですよね、皮(糠)付きなんですから。
その堅さも慣れてしまえば、それがまた良さの一つになります。
玄米食にいったんハマってしまうと、もう白米では物足りなくなりますよ。

ただ、そうは言っても、堅いのは食べられない人もおみえになるかと思います。
要は、炊き方の問題ですね。工夫次第で、柔らかく、美味しく頂くことが出来ます。
ということで、玄米の炊き方についてのアドバイスです。
下記はあくまでも一般的な例ですので、お好みで加減をして下さればと思います。

まずは、普通の炊飯器で炊く場合。

玄米を研いだ後、半日ほど水に浸けておいてから、炊飯器に移す。
水加減は、白米よりも2、3割り増しにします。
このとき、更に、水の代わりにお湯を差すと更に柔らかく炊けるかと思います。


最近の炊飯器には玄米モードがついているものがありますよね。
その場合、そのマニュアルに従って下さい。
それはそれで美味しく炊けると思います。
うちの炊飯器にはそんなの付いてないので試せなんですけど。(苦笑)

次は、圧力鍋です。
これはいいですね。多分、一番美味しく炊けるんじゃないかな?
玄米炊飯だけでなく、いろんな調理に使えるので是非一家に一台いかがですか?
なーんて、お鍋の宣伝ではありませんよ。(笑)

研いだ玄米を間を置かずにそのまま圧力鍋へ。
水加減は一割り増しくらいにします。
蓋をして強火にかけ、表示ピンが一番上まであがり、
圧力がかかって、シューっという音がし始めたら弱火にして30分。
その後、火を消して自然放置。
ピンが下がり完全に圧力が抜けたら(15分位)出来上がり。


おそらく、それぞれガスの火力、お鍋の大小等、いろいろな条件によって違いがあると思いますので、ご自分で加熱時間、水分量などは調節してみて下さい。

もちろん、上記以外にも方法はあるかと思います。
もし、とっておきの炊き方があれば、教えて下さいねっ。
また、玄米食を試してみた結果の報告もお待ちしております。
ひと月ほど続けて戴ければ、必ずやその効果が目に見えるはず。
どんなことでも結構、なにか気がついたらお便り下さいね。



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  編集責任: 飯谷 和彦     「はり院 やわらぎ」  鍼灸・脉診流漢方はり・小児はり
 
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