***************************************************************************************
「はり院 やわらぎ」
鍼灸・脉診流(脈診流)経絡治療・漢方はリ・小児はり
***************************************************************************************
☆☆ やわらぎ日和 バックナンバー(テキスト版)☆☆
<最新10件のCGI
版バックナン
バーはこちらへ> <それ以前の
CGI版バック
ナンバーはこちらへ>
***************************************************************************************
◆
●夏の疲れの解消法ー冷え |
2004年09月16日(木)
No.063 |
9月も半ばになりました。
初旬は、台風やら地震やら、天災つづきでヒヤヒヤされられました。
被害を受けられた方々には心からお見舞い申し上げます。
ここにきて、ひとまずは、天候も落ち着いている様子で何よりに思います。
このまま無事に秋を迎えられることを願うばかりです。
さて、まだまだ残暑も厳しいですが、今年の夏は記録的な猛暑に加え、アテネオリンピックのため夜更かしを続けたせいでしょうか、今頃になってどうも身体が
だるいとか、不調を訴える人が少なくないようです。
夏バテが少し間を置いてから現われてきているのかもしれませんね。
夏の疲れを取り、元気にさわやかな秋を迎えられるよう体調を調えましょう。
というわけで、ご自分でも簡単にできる対処法をいくつか調べてみましたので、よろしければ参考になさって下さい。
まずは冷えの改善です。
猛暑の影響で、体が暑さ負けを起こすことも多いのですが、逆に冷房の利き過ぎなどで体が冷えている人も目立ちます。
症状は、立ちくらみや全身の倦怠感など。特に女性に多いように思います。
また、男性など、人によっては冷えがあってもその自覚がない場合もあります。
冷えがあるかどうかを確かめるには、左足の3指と4指の間を足の甲に向かってたどり、二つの指の骨の分かれ目を指で少し押してみて下さい。
ズンと響く痛みを感じるようでしたら、それは冷えがある証拠です。
気がついた時に、指で押したり、反対の足のかかとでそこを軽く踏んだりすると、血行が良くなり温まります。
入浴後などにすれば、更に効果的ですよね。
冷えている時は、体を温めて汗をかくことが重要です。
冷房の利いた仕事場などで一日仕事をしたら、例えば、帰宅の時に、いつもより少し大股で歩いてみたりするのもよいでしょう。
少しだけでも運動量を増やして意識的に汗をかくことを心がけてみましょう。
また、入浴後などには、扇風機を背中に浴びてすぐに体を冷やそうとせずに、そのまま少し我慢、体を休めて汗を出しきってしまいましょう。
サウナ風呂などを上手に利用するのもいいかもしれませんね。
というように、いろいろと工夫をしてみて下さい。
なお、暑さ負けには、水分と塩分の適度な補給も大切です。
汗をかいた後には特にご注意下さい。
この時期、少し涼しくなったかと思うと、暑さがぶりかえしたりで、気温の変化がありますよね。
その為、自律神経の働きも狂いやすくなるようです。
おかしいなと感じたら、部分浴を試してみるのも良いですよ。
お腹の調子が悪い時は、お湯をバスタブに張り、膝上まで脚をつけて温めます。
咳が出たり、咽に痛みがある時、また、全身がだるい時などは、足のくるぶしまでをお湯につけて足湯をします。
部分浴の場合のお湯の温度はちょっと熱いと感じる程度が良い感じです。
皮膚がほんのりピンク色になるまで続けてみましょう。
くれぐれも温めすぎないようにね。
次回は睡眠についてです。どうぞお楽しみに。
|