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夏の疲れの解消法ー栄養と睡眠 2004年 10月01日(金)  No.064
 
10月に入りました。
さすがに秋らしく、というか、朝晩は寒いくらいになりましたね。
記録的な猛暑のなごり?で、残暑厳しい日が続いていましたが、今年は意外に冬の到来が早いかもしれませんね。

さて、前回のお約束どおり、夏の疲れの解消法、その2をお伝えしますね。

疲れを解消するにはなんといっても大事なのは栄養と休息、つまり食事と睡眠です。
夏は日も長く、イベントなどもありますので、つい夜遅くまで遊んだりして食事の時間が不規則なったりすることも多いように思います。

食事のリズムが乱れると、ホルモン分泌や神経の活動にも影響が出ます。
体調を調えるには、まず食事の時間を正常に戻すことが肝心です。
また、暑さによるストレスなどで体内ではたんぱく質やビタミンなどの栄養素の消費が高まっているのにもかかわらず、食欲が無いため、あっさりとした献立に 偏りがちになります。
それらの栄養素が不足すれば体力の低下を招き、疲労を解消することもできません。
良質なたんぱく質やビタミンを上手に摂取するよう心がけてみましょう。

それと、十分な睡眠をとって体を休めることも肝心なことですよね。
夜更かしになったり、上手く寝つけなくなったり、等々・・・
と、乱れてしまった睡眠のリズムを整えるには、朝、辛くても決めた時間に起きてしまうことが肝心です。
どんなに眠くなっても日中は我慢し、その夜には早く寝るようにしてみると、リズムを立て直すきっかけがつかめます。

寝不足だからと、休日に遅くまで寝るのは、リズムを乱すので逆効果みたいですよ。
いくら疲れていても、せいぜい普段より一時間程度長くするだけにとどめるようにして、その代わり昼寝をしてみましょう。
といっても、これも短めで、成人なら15分くらい、高齢者は30分くらいが適当です。
どうしても、足りなければ2回に分けて昼寝をしても良いのですが、夜の睡眠に差し支えないよう、午後3時頃までにしておいたほうがいいみたいです。
昼寝は苦手という人でも、目をつぶって静かに体を休めるだけでもリフレッシュになりますので。

夜、スムーズに眠りにつくには、体の緊張を解き、リラックスすることが大事。
38度から40度のぬるめのお湯での入浴や、身体を気持ち良く伸ばすストレッチ(下記参照)などが効果的です。

1.横になり手足を伸ばす。
2.足の甲を立てて、かかとを中心に内側から外側に弧を描くように、30秒ほど
  揺らす。


夏と秋の季節の境目は、突然、朝方に気温が下がって寝冷えをしがちです。
足元に薄手の布団や毛布を一枚用意しておき、寒さを感じたら夢うつつでも手探りで寄せられる準備を忘れずに。
くれぐれも風邪などひかれませんように。



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  編集責任: 飯谷 和彦   

 
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