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梅雨入り 2005年 06月07日(火)  No.074
 
6月に入り、そろそろ梅雨の時期を迎えます。

梅雨とは、北海道を除く日本において見られる特有の気象で、5月から7月半ばにかけて毎年めぐってくる、雨の多い期間のことを言います。
ご存知のように、梅雨に入ることを梅雨入り、梅雨が終わって夏になることを梅雨明けと言いますが、その時期は日本各地の地方気象台・気象庁の発表をもとに 決められています。なので毎年多少、日にちの前後があるわけです。

でも、昔の暦では、梅雨入りの日もきちんと暦と決まっていて、二十四節気の「芒種」の後の壬(みずのえ)の日が梅雨入りということになっているんですよ。
そして、今年は、6月7日、つまり今日が梅雨入りの日に当ります。
また、この日は七十二候の「梅の実が黄ばむ候」に当るため、この時候のことを「梅雨」と呼ぶようになったということです。

梅 雨は雨の降る時候のことを主にいい、雨自体の呼び名は「五月雨」(さみだれ)といいます。また、それにまつわる言葉も幾つかあり、例えば、五月雨の降る夜 の闇のことを「五月闇」(さつきやみ)といったり、この頃の晴れ間のことを「五月晴れ」(さつきばれ)といったりします。五月晴れは現代でもよく使う言葉 ですよね。

ちなみに、梅雨という現象は日本だけでなく、東アジアの国々で見られますが、お隣の中国でも、「梅雨」(メイユー)というそうです。読み方は違っても漢字 は同じなんですね。

梅雨はそれほど雨足の強くない雨が長期に亘って続く点に特徴があり、湿度が高く、また、適度な温度もあるため、カビなどの細菌類が多く繁殖します。
カビは至るところに飛び回り、それを人が吸い込むことにより、呼吸器に障害を発したり、いろんなアレルギーを引き起こす原因になったりします。
喘息やアレルギー体質の人はこの時期、特に注意が必要ですよね。

更に、カビや悪性の細菌などは食物と一緒に摂取すると食中毒の原因にもなります。この時期は、高温多湿の気候による不快感などの為、人の免疫力も低下ぎみ になっていますので、より病原菌などの影響を受けやすくなると思います。
厳重な体調管理を心がけて下さいね。

毎年のことはいえ、やはり梅雨は人にとっては少々過ごしにくい時期です。
とはいっても、多くの生き物にとっては恵みの雨、潤いの時候であるわけですから、いろんな知恵、アイディアで少しでも快適に過ごせるよう工夫してみて下さ いね。

例えば、↓こんなサイト、参考にしてみてはいかが?
「梅雨対策 - All About」
http://allabout.co.jp/special/rain/




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  編集責任: 飯谷 和彦   

 
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