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やっぱり玄米!! 2006年07月11日(火)  No.086
 
7月半ば近くになりましたが、まだ、梅雨前線がしつこく居座っているようです。
今年の梅雨はちょっと長引きそうですね。
梅雨といえば、しとしとと長雨が続くというイメージですが、今年は、局地的な大雨、かと思えば、真夏のようなカンカン照りの日があったりで。。。
なにか、おかしな感じですね。

これだけ気候の変化が激しいと、さすがに身体への影響も大きくなります。
この時期に風邪が流行ったり、肩凝りや腰痛など、体調を悪くされている人も少なくないように思います。どうぞくれぐれもご注意下さい。

さて、前回のコラムで、デトックスのご紹介をさせて戴きました。
大変、反響が大きくて、嬉しい驚きです。
お問い合わせ下さった皆様、ありがとうございます。

前回には、あまりにも例が多過ぎて、あえて触れませんでしたが、やはり、何と言っても、ご質問が多かったのは、デトックスに良い食べ物は?ということ。

ただ、食べ物については、数も多く、どれも考えようによっては、デトックスになりそうで、いちいち取り上げると切りがありません。
では、どうしたらいいの? ってことになってしまいますので、ひとつご紹介をさせて戴きますね。

タイトルにもありますように、やっぱり、玄米です。
玄米こそ、最も日本人に身近で最高のデトックス食品ではないかと思います。
お米はほとんどの日本人が毎日食べるものですし、続けて食べれば大きな効果も期待できるはずです。

単純に毎食のご飯を白米でなく、玄米にするだけで良いのです。
とても、簡単でしょ。。。笑)

とはいうものの、玄米食には、抵抗ある方も多いようです。
そこで、玄米を美味しく食べられる方法のご紹介させて戴きます。

その前に、実は、以前にもこちらのコラムでご紹介しておりますので、バックナンバーも、よろしければご覧下さい。No.55 2004年3月26日付けの コラムです。
そちらにも書いてありますが、簡単にもう一度。


炊飯器に玄米モードがある場合は、マニュアルに従って、その通りに炊飯。

普通の炊飯器で炊く場合は、玄米を半日ほど水に浸けておいてから、水加減を白米よりも2、3割り増しにして炊く。

圧力鍋を使う場合は、水加減は1、2割り増しにして、最初は強火で、ピンが一番上まで上がり、シューっと音がし始めたら弱火で30分。その後火を止めて自 然放置。
ピンが下がり完全に圧力が抜けたら(15分位)出来上がり。



ただ、上記の方法では単に玄米を柔らかく炊けるというだけ。
もちろん、それで、食べられる人にとっては、問題ないのですが。

玄米が苦手と言われる理由としては、堅さだけではなく、その特有なパサパサ感と、独特なにおい、臭みなんですね。これが2大デメリット。
それがあるために、玄米が食べられないと言われる人も少なくないようです。

で、今度はそれをも克服し、美味しい玄米を炊く方法もご紹介。
以前、TV番組で紹介された方法ですので、ご存知の方もおみえになるかな?


玄米3合につき、大さじ2杯のプレーンヨーグルトを入れ、よくかき混ぜる。この時、ヨーグ ルトの固まりが残らないよう気をつけること。
そして、30分から1時間、浸け置きし、後は、玄米モードで普通に炊くだけ。

炊飯器に玄米モードがない場合は、玄米を手で強く研ぎ、表面にキズをつけて水が中に浸透しやすいようにします。

更に、浸け置きの時間を2時間にすると、白米モードでも、美味しい玄米を炊くことができます。



ご覧のように、プレーンヨーグルトを使うのが秘訣なのです。

ヨーグルトの成分が、糠を破りお米の中まで水を浸透しやすくし、また、でんぷんの分解酵素であるアミラーゼを活性し、お米をふっくら、もちもちに仕上げま す。
更にヨーグルトに含まれる乳糖が、匂いを吸着、マスキング効果も果たすのです。

というわけで、ヨーグルト一つで、2大デメリットを一挙に解決。
ふっくら、もちもちで、臭みもない、玄米が食べられますね。
ほんの一工夫で、食べやすくなる玄米。是非、お試し戴ければと願います。



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  編集責任: 飯谷 和彦   

 
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