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  「はり院 やわらぎ」 
鍼灸・脉診流(脈診流)経絡治療・漢方はリ・小児はり


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来る福の日 2006年 09月29日(金)  No.087
   
今日は、9月29日で、来る福の日。
ということで、招き猫の日なんですよ。
ご存知でした??

他にも、肉の日、クリーニングの日等々あるようですが。(笑

とにかく、おめでたい日です。
皆さんのところにもいっぱい福が来ますように。。。

ところで、皆さんのおうちには、招き猫、置いてありますか?
うちにもありました、↓こんな変わった猫ちゃん(写真)が。(笑
http://www.yawaragi.info/TEMP/images/manekineko.jpg(← クリックしてね)

面白いでしょ。
開院祝いに、友達から戴いたものなのです。

ご商売をされてる所であれば珍しくもないですよね。
普通、猫に小判の置物が一般的だと思います。

でも、元々の招き猫の置物には小判は無かったみたいですね。
猫ちゃん自体も、あまり愛嬌のないものだったようです。

そこで、瀬戸のある陶芸家が思いついて、猫に小判を抱かせ、
(お察しの通り? 猫に小判のことわざをもじって。)
更に、愛嬌のある顔に仕上げて作ったところ大好評。
それ以来、今のような招き猫が一般にも販売されるようになったとのことです。

実は、招き猫の手は左右どちらのバージョンもあって・・・
右手を上げてる猫はお金を、左手を上げてる猫は人を招くとのこと。

ということは、上のうちの招き猫は、お金も人も両方ってこと?
ちょっと欲張りですね。。。(笑

それで、思い出したのですが。
以前に、貿易会社に勤めていた頃の話ですが。
アメリカのバイヤーから、招き猫の注文が入りました。
でもって、サンプルを送ったところ、クレームが??

手の向きがダメなんだそうです。
日本では、手の先を下に向けて前後に振るのが「来い」ですが、アメリカでその動作は「行け」となるそうです。

つまり、アメリカでは手の先を上に向けないと、招くことにならないのだそうです。
ですから、メーカーさんにお願いして、手の先が上を向いた特注の招き猫を作って戴き、無事に輸出することができました。

ちょっと懐かしい話でした。。。

ところ変れば習慣も文化も違います。
それはなにも、国外の話に限りません。
同じ国の中でも、地域によってそれぞれの習慣や風習がありますよね。

そういったものを大切に守って行くこともまた大事。
それはそこに暮らす人々の生活を守ることでもあると思います。
また更には、人の幸せや健康をも守ることにもなるでしょう。

時代が変わっても、末永く大切にして行きたいですね。

感謝



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  編集責任: 飯谷 和彦   

 
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