一般的に、よく聞かれる質問を一覧にしてみました。
もし、こんなことが知りたいというリクエストがあれば、気軽に「やわらぎぽすと」へ質問をお寄せ願います。
尚、下記の内容に関して、「harikyu.com」主宰、萩原基弘先生に許可を戴いた上で、いくつかの例を参考にさせて戴きましたことを深く感謝致します。
よろしければ、「harikyu.com」のサイトのほうにもご訪問願います。

鍼灸院ではどんな診療をしているの?
漢方はり治療とはどんなものなの?
鍼はどんな症状に効くの?
鍼は痛くないの?
鍼は危なくないの?
薬を飲んでいても大丈夫なの?
鍼で肝炎やエイズなどに感染することはないの?
治療を受けるときは裸にならなくてもいいの?
一般的な鍼灸治療の費用はいくらなの?
鍼灸治療費は医療費控除の対象になるの?


鍼灸院ではどんな診療をしているの?
鍼灸院も、普通の病院と変わりはありません。
初めての方にとっては、多少違和感を覚えるかもしれませんが、同じように病気の相談を受けたり、症状の苦痛緩和の為に治療を行っているのです。ただ、違いがあるとすれば、薬剤の代わりに鍼灸という技術を使っているということです。


漢方はり治療とはどんなものなの?
一般的な鍼灸治療の場合、金属性の鍼による物理的刺激を利用して,生体の持つ恒常性の維持、自身の持つ疾病に対する免疫力や自然治癒力を高め、病気の治療というだけでなく体質の改善、健康管理を目的とする治療法・養生法のひとつです。今や日本や中国だけでなく、世界の多くの国々で代替医療(正規の医療の補完)として用いられています。

当院で行う「脉診流 漢方はり治療」の場合も、上記の通り治療の目的は同じではありますが、治療の方法として、一般的な刺激療法とは全く異なります。

漢方はり治療は、体表上に存在する経絡(けいらく)という道筋を巡る「氣」の流れを調整することを主な目的としておりますので、上記にあるような鍼による物理的な刺激は必要としません。鍼はあくまでも、「氣」を流すための導体的な役割と考え、極力刺激を与えない施術を心がけております。


鍼はどんな症状に効くの?
鍼灸治療の適応する病気は、当サイトの治療院のご案内中の「鍼灸治療が有効な症例について」の項目をご参照下さい。
WHO(世界保健機関)発布による「鍼灸適応症表」も掲載しております。

一般的には、肩こりや腰痛といった痛みを伴う不快な症状で鍼灸院を訪れる方が多いようです。ついで頚腕症候群、膝やその他の関節の病気、脚の痛みスポーツ障害などで、治療効果の現れなかった方などが多いようです。

当院では、内科的な疾患や自律神経失調のような神経性、精神性の疾患、また、ご婦人及び小児に起きやすい症状でご相談される方が多いのが特徴です。
特に、婦人病および不妊症の分野においては、皆さんより良い評価を戴いております。
また更には、症状の改善後も続けて、健康の維持・管理、病気予防の目的でもご利用戴いております。


鍼は痛くないの?
はい、痛くありません。
一般的な鍼治療でも、普通、使用する鍼は毛髪程度の細いものです。適切な技術を持った鍼灸師であれば、ほとんど無痛で鍼を刺入することが可能です。
また、当院での、漢方はり治療の場合は、刺激療法ではなく、例えば、接触鍼法のように、鍼先が皮膚に多少触れる程度の手法で治療をしています。
そのため、痛みや刺激に敏感な小さなお子様や皮膚の弱い女性の方でも安心して治療を受けて戴く事が出来ます。


鍼は危なくないの?
鍼灸治療においても、一般の医療行為と同じく、まったくリスクがないとは言い切れません。しかしながら、そのために、国家資格制度や免許制度が確立しているわけです。
専門の学校、機関において必要な知識を習得した上で、国家試験に合格したものだけに、開業免許が授与されています。
鍼灸治療は臨床上の有害作用(副作用など)もきわめて少なく、標準的な手はずをふまえて免許を有した専門家が施術を行うかぎり安全性の高い治療であることは間違いありません。

ごく稀なことではありますが、鍼施術によって起きる可能性のある比較的重度のリスクとして、感染・気胸・折鍼などがあります。
もちろん、これらの危険性に対しても、鍼灸師は、対策マニュアルを整備するなど、十分に防止対策を講じております。また万が一、このような事故が起った場合にも誠意ある対応ができるよう責任体制の確立をはかっております。

但し当院での、漢方はり治療においては、鍼を身体に深く刺し入れることはありませんので、上記の様な事故は極めて起こりにくいと思われます。


薬を飲んでいても大丈夫なの?
特殊な場合を除いては、大丈夫であると思われます。
薬の離脱に関しては慎重に対処しなければならず、素人判断は避けるべきです。
病院での投薬と鍼灸治療を併用することによって、副作用の強い薬を減らせたり、手術後の回復を早めるといったような効果があります。そのため、体に負担をかけずに幾つもの病気や症状を同時進行で治療していくことが可能となるわけです。

一般的に病気の進行具合や症状が激しい時期は、かかりつけ医師の指示を受けながら、鍼灸治療を併用されるたほうがいいように思われます。

なお、病院にて血液を固まりにくくするお薬、免疫を抑えるお薬などを処方されている方や、特殊な治療を受けておられる方はあらかじめその旨をお話し下さい。また、投薬の処方箋などあれば、お持ち戴ければ有難いです。


鍼で肝炎やエイズなどに感染することはないの?
ありません。
鍼灸院では、使い捨て専用鍼や、各種滅菌法をほどこした安全な鍼を使用しています。
特に当院では、使用後の鍼はすべて使い捨てとし、再度他の患者さんに同じ鍼を使用することはありませんので感染等の心配は一切無用です。


治療を受けるときは裸にならなくてもいいの?
はい、その必要はありません。
患部部位だけの症状を抑えるのではなく、身体全体を診ることによって、その人の体質などに合わせ、きめこまやかに対応させて戴くためには、本来、全身脱衣のほうが好ましいのですが、当院では、通常、手と足、お腹と背中の要穴(全身治療のために重要なツボ)等を主に使って施術を行いますので、その部分が容易に露出できるような、軽装であればそのままでも大丈夫です。

そのような軽装でご来院戴くのが難しい場合、着替えを持参して戴けると助かります。
その場合、例えばTシャツ(できれば襟ぐりの広いもの)に短パン、スカート、ジャージのようなルーズなものであれば、治療が受けやすいように思います。

普通の下着類については着けたままでも構いませんが、たとえば補整(矯正)下着のように身体を圧迫するものや、ゴムなどの締めつけがきついもの等は、血液循環の妨げになり正しい診断や治療の妨げになりますので、あらかじめ外しておかれるようお願いします。


一般的な鍼灸治療の費用はいくらなの?
一般には、初回が初診料を含めて、4千円前後、2回目以降が、3千円前後というのが相場のようです。但し、都市部では家賃などの経費の関係上、これよりもう少し高めになると思われます。

ちなみに、当院での治療費は、大人が3千円、但し学生は優遇で2千円、子供が1千円になります。それと、初回のみ初診料として、1千円を加算して戴いております。


鍼灸治療費は医療費控除の対象になるの?
病気治療を目的とした場合は対象になると思われますので、領収書を請求して下さい。但し、単なる慰安目的であって、病気とは認められないものに関しては対象外となるようです。詳しくは専門機関にてご確認下さい。
 

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